巻末付録4:6月前半&11月前半/過去記事自選,+α
《こっそりと、近況》 先日、代々木のお気に入りジャズ・スポット(老舗&名門)に贔屓のヴォーカル嬢が久々に出演とのことで足を運び、久方振りの再会を喜び合い、そのパフォーマンス(歌声)を堪能した(「贔屓の」と形容しながら、彼女のライヴに随分と顔を出していなかった。いったいどれくらいぶりなのだろうと調べてみたら、震災前の昨年2月1日以来。実に1年4ヶ月ぶり!)。...
View Article巻末付録4:6月後半&11月後半/過去記事自選,+α
《こっそりと、逸韻(逸志)》 わたしは醜いものを眺めながら、そこに美しいものを見る。 はるかわが家を離れていながら、故郷の友たちに会う。 うるさい音を聞きながら、その中にコマドリの歌を聞く。 人込みの中にいても、感じるのは山の静けさだ。 悲しみの冬の中にいて、思い出すのは悦びの夏。 孤独の夜にあって、感謝の昼を生きる。 けれど悲しみが毛布のように広がり、もうそれしか見えなくなると...
View ArticleFAREWELL[1]~「途夢待人」を顧みる~
☆ 僕の掌に星がある 生まれたばかりの星がある 僕は これから この星をそっとこの手につつんで 遠いみちのりを歩いて行こう 暗闇に迷い、この星を落とさないように いつか この星を空に輝かせることができるように [自作「僕の星」] ☆ 私が、「途夢○待人」というHNでこのインターネット上に初めて著したのは2000年1月14日のことだった。...
View Article巻末付録4:8月前半&1月前半/過去記事自選,+α
《こっそりと、「楽しく、チャリティー」(の誘い)》 東京のジャズ・ライフを語る上で欠かせない街六本木に、私が長年愛してやまないライヴ・スポット、ジャズ・レストラン『サテンドール』がある。...
View Article巻末付録4:8月後半/過去記事自選,+α
《こっそりと、近況》 予告し続けてきたように、このブログ、及び「途夢○待人」名義のネット上の文章表現に来月終止符を打つ。 「9月中」と言っても、9月末までという意味合いではない。 もう何ヶ月も前から、具体的な日にちも決めている。 その時点ではまだまだ日数があると思っていたが、いつの間にか、残り僅かとなってしまった。...
View Article「受け継ぐ」ということの質量/1
我々日本人が「戦争」と「平和」について色々と思い馳せる8月が今年もまた終わる。 昨年は1ヶ月丸ごと病床にあったし、今年はTV不在。そのせいなのか、「8・6」も「8・9」も「8・15」も益々色褪せていく印象が残った。 あの8月から既に67年。だが、私にはどうしても過去と「処理」出来ない。...
View Article「受け継ぐ」ということの質量/2
そうして、年月は幾分進んだ。 この8月、「逢いたい」との連絡を受け、有能なエディターだった友人と久々に酒を酌み交わした。 「二人目が年末に生まれるんだ」と彼。 聞いた途端、素直に喜び、「おめでとう」と声をかけた。 が、彼は浮かない表情を見せる。 「それがな…、あの野郎ときたら、どうやら浮気をしているらしいんだ」...
View ArticleFAREWELL[1]~「途夢待人」を顧みる~
☆ 僕の掌に星がある 生まれたばかりの星がある 僕は これから この星をそっとこの手につつんで 遠いみちのりを歩いて行こう 暗闇に迷い、この星を落とさないように いつか この星を空に輝かせることができるように [自作「僕の星」] ☆ 私が、「途夢○待人」というHNでこのインターネット上に初めて著したのは2000年1月14日のことだった。...
View ArticleFAREWELL[2]~『1951年のロバート・キャパ』…『2011年のX』~
([1]より) 16年前の大震災がきっかけとも言える「途夢○待人」でのネット上執筆の始まり。 そして、この度のあまりにも辛い大震災。 「途夢○待人」の名を捨てる潮時と感じた。 今を逃せば、限りある生の時間をこのままズルズルと浪費(誤用)し、知らず知らずの内に生命力を摩耗していくことになろう(あくまでも、私に限っての話だ)。...
View Article巻末付録4:9月&2月/過去記事自選,+α
《こっそりと、(最後の)FASHION話》 9月の頭、自由が丘の学園通り沿いにスーツ専門店『P.S.FA』(はるやま商事運営)がオープンしたとのこと。 自由が丘を意識して、既存店と比べて、自由が丘らしくレディス向けアイテムにも力を入れ、女性客の集客も見込んでいるようだ。...
View Article特別寄稿:西日の中の“Moonlight Serenade”with 途夢待人
午後から取材で動き回った日曜。 深夜、帰途に見る月の美しさに、ふと、「ああ、グレン・ミラー・サウンドに身を委ねたい」と思った。 すぐに、おそらくは徹夜仕事になるであろう、原稿書きを学生時代からのパートナーであるライティング・デスクに向かってしなければならなかったが、ムーン・ライティングに魅了されてしまった(既に疲れ気味の)頭はCDラックからグレン・ミラー楽団のディスクを探していた。...
View ArticleFAREWELL[1]~「途夢待人」を顧みる~
☆ 僕の掌に星がある 生まれたばかりの星がある 僕は これから この星をそっとこの手につつんで 遠いみちのりを歩いて行こう 暗闇に迷い、この星を落とさないように いつか この星を空に輝かせることができるように [自作「僕の星」] ☆ 私が、「途夢○待人」というHNでこのインターネット上に初めて著したのは2000年1月14日のことだった。...
View Article巻末付録3:命(自由なる「自ら然り」)及び「今」(尊い生の瞬間)の質量、あるいは、存える為の感謝の念 ~TO J-LADY WITH LOVE~
2012年9月。 心ある仕事を共に果たした仲間(出版社主幹)が鮨屋に誘ってくれた。 久々の一流処の仕事に舌鼓を打っている内に、カウンター並びにいた他の年配客の嘆息をきっかけに、昨今、黙許される風潮と化してしまった、女性達の飲食店での料理撮影について語り出していた。「あれはイヤだね~」の声に私を含めた一同が頷く。「何であんな野暮が罷り通るようになったのか」云々。...
View ArticleCLOSING TIME(and ALL THAT JAZZ)
☆私と自由が丘~スタートの御挨拶~[2007年2月20日付] http://jiyugaoka.areablog.jp/blog/1000001060/p10012785c.html 《CLOSING TIME:編集後記》 このブログのクロージング・タイム、そして、2000年1月14日からネット上で用いてきた「途夢○待人」という名との訣別。それに相応しい文章がぎりぎりまで浮かんでこなかった。...
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